sora3344’s diary

ひとりごと。思いを吐く訓練でもあります。

おー虫よ。

小さいときはカゴと網を持って山に行った。
田舎のばあちゃん家の裏は山だった。

 


夏休みはお日様がカンカンだ。吹き出す汗も気にせずに夢中で夕方まで昆虫採集やザリガニなどを捕まえては楽しんでいた。

 


草を掻き分けると何かは、いた。川の石を持ち上げると何かは、いた。

 

 

 


この虫なんだろう。でっかいザリガニ。知らないお魚。

 


近所の鼻垂れ坊主やら年上のにいちゃん、キレイなお姉さん、なんかが自然と集まって夢中で遊んだ。それぞれ捕まえたカマキリなんかを戦わせたり、バッタを食べさせたり。子供残酷笑。

 

 


それが今はどうだろう。

 

 


ゴキブリを見てはギャー。カマドーマを見てはウンギャー。蛾程度でも部屋に侵入などされた日には七転八倒。蜘蛛の巣が顔につこうもんなら、ほ、本体はどこだ!とパニック。

 


なんと情けない己に成り果てたのだろう‥。

 


でかくなったのは身体だけで肝っ玉はちっさくなってる。虫は表情がないからこわいのだ。
トンボなんてあれ極悪すぎんぜ。

 


極悪トンボだ‥なんて。

 

 


顔がとれてもしばらく飛び続けるトンボを見た時からトンボがこわいと、そういえば昔の彼女が言ってたな。

 

 


夕焼け小焼けの赤とんぼ〜負われてみたのは〜いつの日か〜。